






 姉松美弥子さんプロフィール
98年、99年 白子テニスフェスティバル優勝、99年 PTRマスターズ優勝、PTR女子ダブルスランキング2位、ミックスダブルス3位(H12.4.11現在)。OLのかたわら、テニススクールやプライベートレッスンのコーチもしているそうです。姉松さんのレッスンを受けたい人はEメールでこちらまで
| ちょっと気になる あの人にインタビュー!!

第二回草トー女王 姉松美弥子さんの巻 
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今回のゲストは姉松美弥子さんです。大きな大会での優勝回数も数多く、女子草トー界のカリスマプレーヤーとも言われています。もう一人のカリスマプレイヤーである杉山貴子さんと組む女子ダブルスは、まさしく最強ペア。そんな姉松さんにテニスに関するお話、特に女子ダブルスの戦術についてインタビューしました。
―まず始めにテニスを始めたきっかけを教えて下さい。
『父がテニスをしていて、私は遊びでついて行ってたんです。確か小学2年生の時だったと思います。そこでテニスに興味を持ち始めて、テニススクールに週に1回通うようになったんです。だんだんテニスが好きになって、中学1年の時に桜田倶楽部の試験を受けました。その頃、桜田倶楽部には松岡修造さんとか日本を代表するようなジュニアがたくさんいて、そんな中で私も選手を目指していました。学校が終わってから週に4〜5回は通っていて、結局、桜田倶楽部には高校を卒業するまで在籍していて、全日本ジュニア選手権などにも出場していました』
―高校を卒業してからは?
『大学に入って体育会でテニスを続けていました。関東学生大会などにも出場していたのですが、大学4年生になった頃にテニスをするのがイヤになったんです。何か、テニスをたくさんしすぎたというか、テニス中心の生活に疲れてしまったというか…。大学4年位〜社会人1年目まではラケットを握りたくなかったし、実際、全然テニスをしなくなっていました』
―も、もったいない!(笑)
『うーん、でもその頃は、本当にテニスがしたくなかったんですよ』
―では、またテニスを始めるきっかけは何だったんですか?
『社会人1年目の終わりくらいだったと思うんですけど、同好会のお友達に誘われて団体戦の試合に出たんです。その時にいきなり準優勝したんです。テニスも1年間まったくやっていなかったし、正直こんなに簡単に勝っていいのかなーって思いました。それからですね、草トーにでるようになったのは』
―草トーの魅力って何ですか?あと、年間にどのくらい大会に出場していますか?
『昔のように(選手時代)、気を張らずに楽な気持ちでテニスが出来るっていうところが魅力かな。年間ではリゾート系の大会に4〜5試合出ています』
―今は杉山貴子さんとペアを組んでいますよね。杉山さんとはどこで知り合ったのですか?
『大学の時の1つ後輩なんです』
―草トー界の最強ペアと言われてますよね。どんなペアなんですか?
『私がわりと緩急をつけたりロブをあげたりする感じで、杉山さんが攻撃的で速い球を打つタイプですね。2人に共通しているのはすべてのショットをオールラウンドに出来るっていうことなんです。言いかえれば不得意なショットがないプレイヤーです。お互いにペアにボールを作って、ペアがボレーやスマッシュで決めるという感じです。確実に決めてくれるという信頼があるので自分で決めようというよりは、いかにペアに決めてもらうかっていうことをいつも考えています。私はB型でマイペースで、プレー中は冷静沈着なタイプ。反対に杉山さんはA型で繊細なタイプかも知れません』
―これだけ優勝していると周りから注目されると思うのですが?
『そうですね、今度こそ姉松、杉山ペアを倒してやるぞって思っているペアがいるかもしれませんね(笑)。試合中ギャラリーが多いこともありますが、私はあんまり気にならないですね。それよりも、また優勝しなくてはというプレッシャーはあります』
―そういうプレッシャー、感じてみたいです(笑)。普段、テニスの練習はしているんですか?ペアの方とは試合に向けて一緒に練習をしていますか?
『特に練習というのはしてないですね。今は週2〜3回神宮のスクールでコーチ&プライベートレッスンをしているくらいで、自分のための練習っていうのはほとんどしていません。たまにお友達と打ったりすることはありますけど、練習っていう感じではないですし…』
―上手な方はみなさん、そうおっしゃいますね(笑)。ミックスダブルスにも出場なさっていますが、女子ダブルスと何か違いはありますか?
『うーん、ミックスの時は男性のサービスが速いので、それに負けないようにリターンを思いっきり打ちますね。助走していって思いっきり打ち込んで、リターンエースを狙うくらいの気持ちで打っています。そうしないとボールが返らないんです。あとはミックスダブルスの場合はわりと展開が早くって1ポイントが短いんですけど、女子ダブルスのほうが1ポイントが長いので、テニスをやった気になります。私はスタミナには自信があるので(笑)、そういう意味では女子ダブルスのほうが好きですね』
―最後に今後出場する予定の草トーの試合を教えて下さい。
『ポッカランキングシステムの上位者対象のマスターズ、白子フェスティバル、軽井沢フェスティバルに出るつもりです』
―今日は本当にありがとうございました。
『こちらこそ、ありがとうございました』
インタビュー中に優勝のプレッシャーを感じていると語っていた姉松さんですが、やはりジュニアの頃から培ってきた自信というものが感じられました。そして、とても笑顔が魅力的で素敵な方でした。これからもがんばってください。
[2000,4,4 インタビュアー:ロップ]

女子ダブルスでの勝率を上げるには、第一に対戦相手よりもミスをしないようにすることです。(=勝ちにつながる)
結局はミスでポイントを落とすことが80%以上だと思うので、1本でもミスをしないことが大切です。
ではどうすればミスを減らすことができるのでしょうか。それにはやはり練習を積み、確実で正確なストローク、ボレーを身につけることが大切です。そして逆に相手にはミスをさせるようなボールを打つことを心がけます。
相手がミスをするようなボールとは何でしょうか。これは対戦相手やレベルによってもかわってきます。そこで、試合前の5分間の練習や、ゲームの序盤でなるべく色々なボールを相手に打たせて相手の弱点をいち早く見つけ出して、そこにボールを集めるようにすることです。それにはたくさんの大会に出て試合経験を積むことが大切になってきます。
年配のペアが対戦相手の場合は、わりと足元が弱い場合が多いです。だから足元にボールを集めるようにしています。足元へボールを打つには少しスピンをかけるとネット際に落としやすいですね。スライスでドロップショット気味でもOK。しかし、足元ばかり攻めていても、相手に慣れられてしまいます。そこでロブが有効になります。でも、ロブばかりでは、やはり慣れられてしまいますので、アングル(足元)→ロブ(頭の上)→アングルなどを混ぜて使うことが有効となります。
味方のボレーヤーにポーチやスマッシュをしてもらうために、後ろのストローカーがボールをつくるように組み立てを考えながらショットを打つように心がけます。相手の前衛の頭をロブで抜き、相手の陣形をいったん崩して、崩せたら攻めに転ずるようにします。
とにかくリターンを返さないことにはラリーが始まらないので、とりあえずリターンは確実に返すようにします。でも、いつもワンパターンのリターンだけでなく、ストレート、クロス、中ロブ、高いロブなどバリエーションをつけるようにします。

その他のワンポイントアドバイスとして、とにかくチャンスボールをミスしていては勝てないので、ボレーとスマッシュはたくさん練習したほうがいいと思います。練習もなるべく球出しのボールではなくて、実戦にそった動きをしながらのボレーとスマッシュを練習していくといいでしょう。
もしもペアの調子が悪いときには、落ち込んでいるペアを励ましてあげるとか、パートナーを不安にさせないように、『今、自分が出来ることだけすればいいのよ』などと言ってあげるとよいと思います。あとは、とにかく誉めて、ちょっとでも良いショットがあったら大袈裟に誉めてあげてください。そうすれば調子を取り戻す方向に向かえるのではないでしょうか。そして私自身は自分の調子が悪いときは色んなことをやろうとせずに『今、自分ができることだけをしよう』とそれだけに専念することにしています。