ニスを始めたきっかけを教えていただけますか?

- 両親がテニスをやっていたので、その影響で中学くらいからテニスを始めました。最初は普通にテニススクールに通っていました。高校生の時に、日本テニス協会が最初に作った日本テニスアカデミーというテニススクールができて、森清吉さんなどがコーチをしていたんですけど、このアカデミーは2〜3年くらいでなくなっちゃいました。
大学卒業後は、全日本選手権にも出ていました。でも全日本選手権に2年ほど出場して、そのあとテニスはやめちゃったんですよね。プロになろうとは全然思ってなかったですね。

では、また「テニスを始めよう!」と思ったきっかけは何だったんですか?

- 特にきっかけっていうのはなかったんですけど、結婚して、30歳過ぎてからまた始めるようになりました。今は、朝日生命久我山スポーツセンターで週1回コーチをしています。スポット契約という感じです。平日の昼間、女性のクラスと男性のクラスをそれぞれ持っています。。クラスの生徒さんの平均年齢はだいたい40代から50代後半の人が多いですね。男性の場合はトーナメントクラスなので、みなさん上手ですから基本的なことというよりはゲームに勝つためのフォーメーションを教えたりしています。 教えるというのはもちろんなんですが、みなさんと一緒に打つという感覚でやっています。


草トーナメントで何回も優勝されている植田さんですが、草トーナメントに出場されるきっかけは何だったんですか?それから、今までの戦績について教えていただけますか?

- 学生時代の友人が、卒業してからもテニスを続けていまして、その友人から「草トーナメントに一緒に出ない?」と誘われたのがきっかけですね。それで最初に出た大会でいきなり優勝してしまって。それから草トーナメントにわりと良く出るようになりました。今は年間に7〜8大会くらい、女子ダブルスとミックスダブルスに出ています。シングルスの方は今は出ていませんね。戦績の方は、去年、田園トーナメント準優勝、一昨年とその前の年は優勝、3年位前にプリンスカップ優勝。一昨年、山中湖フェスタに優勝しました。全て女子ダブルスです。

植田さんはどのようなプレイスタイルなんですか?

- 学生の頃は、今よりラケットも小さかったし、ウッドのラケットでしたから、薄めのグリップのテニスをしていましたね。でも8年くらいテニスをしていなくて、またテニスを再開してから、昔に比べるとグリップは厚めになりました。学生の頃はシングルス中心だったし、ダブルスも雁行陣中心が多かったので、今とはプレイスタイルが違いますね。今はファーストサービスが入ればサービスダッシュ、セカンドサービスだと前に出たり残ったりと色々なことをやります。ロブもけっこう使いますね。でもファーストサービスが入ったらなるべく前にダッシュするようにはしています。得意なショットはフォアのストレートかな。サイドはフォアサイドを守っています。試合の時はラケットは2本(ブリヂストンのダイナビーム使用)持っていきます。仕事と試合は同じラケットを使っています。テンションは52。今は筋肉が落ちないようにダンベル体操もしていますよ。

さきほど、朝日生命久我山スポーツセンターにおつとめだとおっしゃっていましたが、ナショナルテニスセンターが閉鎖になりましたよね。新聞や雑誌などでも報道されていますが、このことについてはどうお感じになっていますか?

- そうですね、やっぱりとても残念なことだと思うし、寂しいですよね。朝日生命久我山スポーツセンターが10年前にできて、そのころから日本テニス協会とはお付き合いがあったので、インドアのハードコート2面をずっと貸出していたんです。最初はただ本当にコートを貸出していただけで、選手がコーチと一緒に来て、コートが空いていたら練習するというスタイルだったんですよ。でも、それじゃもったいないということで、ちゃんとスケジュールを決めてやることになったんです。午前、午後、夜というふうに区切って。専属コーチとして竹内映二、丸山薫さんとも契約して、選手もそれまでとは違って、メニューにそって練習ができるということでとても上手くいっていました。伊達さん、沢松さんなんかもよく練習していましたね。ただ、最近は色々とありまして(金銭面など)、どんどん縮小されてきてしまったんですね。コートも午前中だけとか、少なくなってきていたんです。やはりそれは財政難ということが大きかったんだと思います。そしてとうとう閉鎖という形になってしまったんです。久我山センターで練習をしたいと思って近所に引っ越してきている選手なんかもいるんですよね。デ杯の合宿なんかも久我山でやっていましたし。トレーニングセンターもあるので、選手にとってはすごくいい場所なんです。今後は選手も普通の人と同じでコートが空いている時間にレンタルして練習するという感じになると思います。でも、このままじゃいけないということで日本テニス協会の方も色々と計画は立てているようですが。


ご主人(植田実さん)は福井烈さんが現役の
頃、ダブルスのペアだった方なんですよね?

- はい、そうです。高校、大学の時、福井烈さんのダブルスのペアだったんです。2人は誕生日、血液型も一緒なんですよ。福井さんがデ杯監督のときは、コーチをしていました。家も近所なんですよ。
今はジュニアのコーチをやっています。選手たちも家に集まって遊びにきたりしますね。

ということは、ご夫婦揃ってテニス関係のお仕事
をなさっているということなんですね。
テニス以外ではなにか趣味や興味のあることがありますか?


- そうですね。今、テニスのコーチ以外にも事務系の仕事をしているんですね。テニスのコーチだけを仕事にしても、もちろんいいですし、友人の中にはテニスを本業にしている人がいます。
ただ、私の場合、学生時代からずっとテニスをしていたので、毎日テニスをするっていうのが飽きてきちゃったんですよね。
テニス以外の仕事をすることによって逆にテニスをするのが新鮮というか、楽しいと感じています。
以前はスキーなんかもしてたんですけど、今はテニスが趣味って
いう感じです。レッスンのあとの数時間と土日のどちらかは、テニスをしています。今はテニスと仕事のバランスがちょうどよいですね。だからこれからもこのスタイルを続けたいと思っています。

今日はどうもありがとうございました。

 




 

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